ワンコイン検診

骨健診

骨検診
こんな方にお勧め
  • 自分の骨の強さがどれくらいあるのか不安に思っている方。
  • 最近、身長が縮んだ気がする方。
  • 手足のしびれ、冷えるなどの症状が増したと感じる方。
  • 喫煙習慣のあった方。
【受診方法】

お電話にて市谷八幡クリニックさんTEL:03-3268-1830に「ピースカフェ ワンコイン健診」と告げてご予約ください。

健診料500円
所要時間 20分 その場で、診断結果をお知らせいたします。
但し、通常の診察の合間にお願いしているため、
検診までお待たせする場合がございます。
検査内容 骨密度レントゲン式検査
場所 市谷八幡クリニック

骨粗鬆症を発見するには、まず骨密度を測る!

1)骨粗鬆症(OSTEOPOROSIS)とは

平成19年の厚生労働省の発表では、日本人の平均寿命は女性が85.99歳、男性が79.19歳となり、世界でもトップクラスの長寿を誇っています。

近年、このように急速な高齢化が進行した事により骨粗鬆症が整形外科の分野のみならず、アンチエイジング医学、リハビリテーション医学の分野でも注目をあつめています。
骨粗鬆症の「鬆」とは、大根などに"す"が入った状態を指す言葉で、骨粗鬆症は本来緻密な状態である骨組織がスカスカになっている状態を指します。
英語で骨粗鬆症は[OSTEOPOROSIS]と言いますが、OSTEOは骨、POROSISは穴があいた状態を指し、骨にすきまの空いた状態を表しています。

骨粗鬆症は、高齢者とくに女性に多く、50歳代の閉経期を迎えるころから発生頻度が増加し、加齢をともに増加傾向を示します。

2)骨粗鬆症の発生原因について

我々の骨は常に古い骨を溶かし、新しい骨が形成される骨代謝が行われています。
これをリモデリング(remodeling)といい、このリモデリングという新陳代謝の調節機能のバランスが崩れ、骨量減少が促進されると、骨粗鬆症が発症します。 閉経後の女性に骨粗鬆症が増加するのは、女性ホルモンが古い骨を溶かす働きを抑える作用があるからです。
女性ホルモンの分泌が減ると、骨を溶かす働きが上回り、骨の量が減ってしまいます。

さらに、女性は一般的に骨量自体が男性より少ないために、骨が脆弱になりやすいという性差による特徴があります。

このような理由から骨粗鬆症の患者さんは、女性が男性の約3倍、大腿骨頚部骨折(太ももの骨の付け根の部分)は約8割が女性に発生します。

3)骨粗鬆症の診断について

血液検査で血清のカルシウム、リン、骨代謝マーカーを測定します。また、尿中のカルシウムおよび骨代謝マーカーの測定も臨床的病態評価に役立ちます。
骨密度測定はDEXA法という放射線診断を用いた方法が正確性が高く、診断能力が高いというエビデンス(診断的根拠)が出ています。

写真

4)予防法と治療について

食事はカルシウムが豊富な小魚や牛乳、ヨーグルトを積極的にとることが重要です。
運動はゆったりと酸素が吸えるような強度で、週2回日光の下で行ってください。(ウォーキングでいうと30分くらいが目安になります)

薬物療法としては、

  1. 骨のタネとなるビタミンD、ビタミンKの内服
  2. 骨に対して女性ホルモンのように作用し、骨の量を増やし、質も高める「塩酸ラロキシフェン」の内服
  3. 骨が溶けるのを抑制する「ビスフォスフォネート製剤」の内服

を単独または併用し治療を行います。4ヶ月に一度は骨密度測定や採血検査が保険適応されるので、治療効果を判定するのに用います。

5)アンチエイジングと骨粗鬆症

わたしの研究で、大腿骨頚部骨折を起こした患者さんの折れた骨の骨密度を計測したことがあります。
一連の患者さんは、骨密度が低下して骨折することが多いのだろうと考えていました。
しかし、予想に反して折れた骨の密度が低下している患者さんの方が少ないという結果になりました。
つまり、大腿骨頚部の骨の密度が正常範囲なのにもかかわらず、転倒の仕方が悪く、骨折を起こしてしまったということになります。
大腿骨頚部骨折の発生場所は自宅玄関が一番頻度が高く、ほっと気を抜いてバランスを崩した際のとっさの身体能力が運命の分かれ道になるということです。

食事、運動、薬物療法で骨密度を上げていくのみならず、体の能力を老化させないことが究極のアンチエイジングと考えており、 総合的なアンチエイジング医療を常に意識しながら診療を行っていくことが今後の高齢化社会に必要なこととなっていくでしょう。

骨密度の計測は、なかなか気軽に受けられないのが現状です。 骨のアンチエイジングの第一歩として骨密度測定が気軽に行える「ワンコイン骨ドック」が皆様の健康の一助となりえましたら幸いです。

取材協力

古賀昭義先生

市谷八幡クリニック

古賀昭義先生(医師)

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