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内科って?

そもそも内科ってなぁに?診療科の見方を教えて!

"内科"...辞書的には<外科治療(=手術など)ではなく、薬で治療する診療科>という意味。
だけど、
「町の看板で見かける"内科"には『プライマリ・ケアに対応しますよ』
という意味があるんです」と今回お話しを伺った先生方。これってどういうこと?

そもそも診療科目は"内科/外科の別・からだの部位・患者さんの年代/性別"などで分類されています。 "内科"は、その中にいくつもの専門分野を含んでいます。

内科

循環器内科
心筋梗塞・不整脈など、心臓や血管を内科的に診る
消化器内科
胃や腸、食道、肝臓やすい臓などを内科的に診る
呼吸器内科
インフルエンザなど感染症、喘息など、気管支や肺を診る
神経内科
頭痛・めまい・脳梗塞など、脳や神経系を内科的に診る

※ほかに、腎臓内科、内分泌科...などがあります。

外科

手術などが必要な場合、それぞれに対応する<外科>の出番!

からだの部位、患者さん別の診療科

からだ別
・眼科 ・耳鼻咽喉科 ・皮膚科 ・整形外科...など
患者さん別
・小児科 ・婦人科 ・産科...など

わざわざ掲げる"内科"の文字... "プライマリ・ケア"ってどういうこと?

"プライマリ・ケア"は"初期診療"と訳されるそうです。つまり、具合が悪いときの『窓口』であるということ。 左にある通り、診療科にはたくさんの種類があります。
「例えば"めまい"...という症状ひとつでも、耳の病気なのか、頭の病気なのか、貧血が原因なのか...いろいろなことが考えられる」と先生。
わたし達が自分で『きっとこの"めまい"は貧血だ。始めから専門の医師にかかろう』
なんて判断することはとても難しい(間違いがあったら大変!)ですよね。

そのようなとき"内科"を。
先生は問診などを通して"どこの症状・いつからの症状・飲んでいる薬は..."と様々な視点で<原因(病気)>を探します。この『患者の状態を把握し、原因を探り、何の治療が必要かを見極める』のが...プライマリ・ケア。
「原因が分かれば治療を進め、また責任を持って別の(専門が異なる)ドクターを紹介できます」
と先生。

あらゆる医師はすべての治療をひと通り学び、経験しています。
でも人間のからだは広いので「それぞれ"特にこの治療に関しては深く理解している!"という得意分野ができる」のだそうです。

町でわたし達が見かける、内科の医院さん/クリニックさんの看板。例えば、診療科目のところに『内科 循環器科』とあった場合は、「内科全般を診ます。特に得意なのは心臓病や血圧異常などです」という意味と考えてOK。
なお表示の順番などには決まりがなく、専門とする対象を筆頭に『循環器科 内科』のように出している場合もあります。

「内科医に大事なのは大きな病気の兆候を見逃さないこと。
早期発見・治療のための"門番"であるつもり」と、頼もしい言葉も。
また「これまでの病気歴、患者さん自身のこと...が分かっていると、よりスムーズに原因を探れる」
とか。"かかりつけ医"の重要性って、こういうところにもあるんですね。

内科ってこんなとこ

内科診断学

医学には『内科診断学』というテーマがあります。
これは患者さんの症状ひとつひとつをよく診て、その原因を推測していく...というノウハウの勉強。
例えば「○○さんは微熱が続いていて、後頭部にズキズキする頭痛を感じている」というとき、
「考えられる病気は△△か、××か、もしかしたら□□かもしれない」と、推測と検証を行う。医師の先生は皆さんこれを勉強しています。
だけど最もこの必要性を感じ、繰り返し経験を積んでいるのが"内科"を掲げる先生方なんですね。

ピースカフェ流一問一答

子どもがいます。でも近所の小児科さんはいつも混雑...
ふつうの"内科"に通っても平気?

「子どもが幼いうちは"小児科"に通うべき!」
「内科医の診察に重要なのは、患者さんとの問診(コミュニケーション)」
「まだ自分の症状をうまく説明できない子どもを診るには、コツがいる。小児科の先生はそこを心得ている」
「薬の分量や種類も大人とは違う場合がある」と先生方。
"内科に通える目安"は「自分のことを自分で説明できる年齢で、体重が15キロ以上」というのが、
ほぼ統一のご意見でした。

引越しでほかの内科さんに移る必要があります。紹介状は必要?

「紹介状はあった方がいいけど、状況が分かればOK!」
では、医院/クリニックを移るときのコツは...?
「飲んでいる薬があれば、それをそのまま持ってきて」
「薬にアレルギーがあるときは、必ず教えてください」
「ほかの診療科(耳鼻科や皮膚科など)に通ったケースも含めて、これまでの病気歴を知りたい」

内科の上手なかかり方ってありますか?

「問診(コミュニケーション)がいちばん大事」
「内科医が一番頼りにするのは、患者さんからの説明。からだが"1.いつから 2.どこが 3.どんなふうに" つらいのかしっかり伝えて」
「あのことを言えばよかった...なんて質問にモレがあるのはよくないですね。症状は全て把握したい」

脳を鍛えるための3つのトレーニング!

1.受動トレーニング

自分で考えて行うのではなく、外部から受けることがメインのトレーニング。
(例)人の話を聞くこと、講座を受講する など

2.能動トレーニング

準備から順序立てて考えるプロセスを含む行動。
(例)料理を作る時に献立を考え、材料をそろえて作る、という一連の行動。

3.運動機能的トレーニング

手先や身体を動かすことで、脳の働きに影響を与える。
(例)手先を動かす作業、体操や軽度な運動 など

ボケないためには特に1と2の両方を組み合わせたトレーニングが必要です。
〈能動トレーニング〉はわざわざこれから新しいことをはじめるのではなく、今まで日常的におこなってきたこと(掃除、洗濯、料理など)をやめないで継続するだけでもトレーニングにつながります。
また定年退職後、仕事をやめると目的を失いがちになります。そのため家庭内で役割をもつことや、地域活動に参加して「準備〜実行〜完成」までのプロセスができることを見つけていくことが大切です。

img_kishi.jpg 取材協力
上白根病院
岸 博久(医師)
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脳に潜む病気を早期発見!

最近急に物忘れがひどくなったり、足がスムーズに動かなくなったりしていませんか?
その影には病気が潜んでいることがあります。

こんな症状はありませんか?

■ 歩行について
最近足がスムーズに出なくなった
■ 失禁について
最近失禁する回数が頻繁になった
■ 認知症について
物忘れが急にひどくなった

上記の症状が思いあたる方は、注意が必要! 老化による自然経過の認知症でも上記と同じ症状が現れますが、時に慢性硬膜化血症や水頭症、脳梗塞、脳腫瘍、アルツハイマーなどの病気が潜んでいることがあります。

これらの病気は、MRI検査によって調べることができます。MRIは脳の血管の詰まり状態、動脈硬化がどのくらい進んでいるか、血管がつまりそうな場所(脳梗塞を起こしやすい)などがわかる検査です。

上記の症状が思いあたる方、または気になる方は医師に相談してみるとよいでしょう。また最近では、若い方でも脳梗塞などがまれに見られることもあるので、脳の血管状態を調べたい方は、MRI検査可能な健康診断を1度受けておくと安心ですね。

naoe.jpg 取材協力
上白根病院
直江 伸行(医師)
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