港北区/Hさんからの質問
生理痛のため漢方を飲もうと考えています。
副作用の心配はないのかなぁ?

その人の体質に合っていない漢方を使用していると、副作用症状がでる可能性はあります。
「生理痛」とひとことで言われていますが、症状は同じ様でも、一人一人身体の体質によって原因も異なります。
中医学では本来「痛み」というのは、主に血液の滞り(於血)によって生じていると考えます。したがって於血を改善することによって、根本的な痛みが軽減されていきます。
まずは、あなたの身体の体質を知ってから漢方を選んで服用することが大切です!

体質をどうやって知るのか?

視る・聴く・問う・触れる、の独特の診断法(四診)にもとづいて、体質をみていきます。

■望診
顔色、皮膚の色、髪のつや、爪の質、痩せているか、肥っているか、などをみる。
舌の状態:舌の色、形状、潤い、苔の有無なども観察。

聞診
話し方や、声の張り、大きさなどを観察。

問診
患者本人の訴えを聞いて、身体の諸症状を問う。
・生理について、生理の周期、日数は?
(早い、遅い、不定期、短い、長引くなど)
・色は?(深い紅色、淡い紅色、 暗い色、紫と紅色など)
・質や量は?(濃い、薄い、血の塊が出る、多い、少ないなど)
・身体症状(お腹の冷え・張り、イライラ、足腰の冷え・ だるさなど)

■切診
脈を診るなど。(薬局では行いません。)
※体質は自分で判断をしないで、中医学の専門家に相談しましょう。

中医学の特色

「弁証論治」という治療原則に基づいています。
これは患者一人一人に対して、四診(問診、望診など)の情報をもとに総合的に分析(弁証)し、それに基づいて治療方針を決める(論治)という意味です。
つまり、病名や検査数値だけで判断するのではなく、一人一人の訴えや症状を細かく分析して、体質に合わせたオーダーメイドの治療法を考えていきます。

img_syoji.jpg取材協力
金沢区
中国漢方 開気堂薬局
東海林 正弘 先生(薬剤師・国際中医専門員)