肺炎の原因第1位

「肺炎球菌」
肺炎は日本人の死亡原因の第4位で、その肺炎の原因で最も多いのが「肺炎球菌」の感染。
特に高齢者は、各臓器の衰えや体力の低下により、この細菌に感染しやすくなります。
また、高齢者が肺炎にかかると、熱やせきなどの典型的な症状がでないことがあります。そういった場合は早期発見が難しく、気づいたときにはかなり進行していた、ということも少なくありません。

基本的な対策はかぜの予防
対策として大切なのは、うがいや手洗いの徹底、規則正しい生活、適度な運動など、健康を保つための基本的なこと。
これらをきちんと行うよう心がけましょう。

ワクチン接種も効果アリ
高齢者や、糖尿病、腎臓病、肺や心臓に慢性的な病気がある人などの肺炎の予防には「肺炎球菌ワクチン」の接種も有効です。ただし、アレルギー反応を起こす可能性があるので、日本では一生に1度しか認められていません。効果は5年程度なので、ワクチン接種の時期については、体の状態などをよく把握しているかかりつけ医に相談するとよいでしょう。
※肺炎球菌ワクチンは健康保険が適用されないので、費用は全額負担となります(脾臓を摘出された方を除く)

img_hagiwara.jpg取材協力
 馬車道内科クリニック
荻原 朝彦(医師)